木村匡也(きょうやブログ)ThePowerOfVoices

きむらきょうや(木村匡也)のブログ・ナレーター 声で生きる

おかま、ブス、結婚まだ?、子供作れ、は今やNG語

おかま、ブス、まだ結婚は?、子供作れ、は今やNG語。まだ普通に使ってる人もいるんじゃない?と思われるだろうが、そろそろテレビなど誰でも目にするメディアではNGワードだ。

 

東野幸治氏が語るアップデート

東野幸治氏が、ナイナイ岡村くんの問題発言を受けて「アップデートしなければ」と自身のYouTubeチャンネルで訴えた。非常に本音の発言だったな〜と思った。テレビの司会・MCがアップデートするというのは言葉に気をつけようということなのだが、もっと言えば

 

意識を変えよう!ということだ

 

それこそがアップデートなのだろう。

ただ使う言葉を変えただけではダメ。意識の方を疑ってみることが必要だ。

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もうそれあきませんよ、

 

ちなみに東野幸治は、大先輩である明石家さんまさんに対しても「さんまさんもアップデートしないといけないんです!」と明言している。彼ほどの売れっ子タレントが「意識を変えないといけないんですよ」と公言してるのだから、テレビ界は東野くんから見てもまだ意識改革できてない人がたくさんいるということなのだろう。

wezz-y.com

 

 

「おかま」→「オネエ」それだけじゃない話

かつてテレビでは「オカマ・オカマキャラ」という呼称を使っていた。

 

しかし「オカマ」という呼び名は使うべきではないとして「オネエ・オネエキャラ」と呼び方を変えるようになった。  

 

オカマの語源?

考えてみれば「オカマ」という言葉がなぜ女装者や同性愛者に使われるようになったというと、その性行為を指す言葉が語源だったらしい。→(交通事故:オカマを掘る)初めて知ったときは驚いた。そう考えるとテレビで「オカマ」という言葉を気安く発言するのは、とても不適切だと理解できた。

 

東野幸治は、「見た目は男性、心は女性」といった生き方を認めるのが当たり前の時代になり、「オネエキャラ」への接し方が根本的に変わったと語っている。確かに今はそういう時代になったのだ。かくいう私も、今聞くとそうだな〜と分かるが、ちょっと前にはまだ違和感を感じていた

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結婚もいろいろでいい

「オネエ」とひとくくりにしないで

能町みね子さんという文筆業の方がいる。たまにテレビにも出ているので知っている人は知ってるだろう。また超がつくほどのお相撲ファンなので…いや私もかなりの相撲ファンなんだが、この人はレベルが違う。ネ申レベルの相撲ファンだ。まあそれは置いといて、、、

 

2015年、わずか5年前に、あるテレビ番組で「オネエキャラ」の変遷を紹介するコーナーがあった。カルーセル麻紀さん、おすぎとピーコ、はるな愛、たくさんの名前が並んでる表の中に「能町みね子」の名前があった

 

彼女は人づてにそれを聞き、テレビ局に修正するようSNSで訴えた。すなわち、私は「オネエ」ではないと!

 

「私は違います。ひとくくりにしてほしくありません」

 

 

5年前の私は、うーんややこしいな〜と思っていた。正直に告白する。「オネエ」という言葉は割とふんわり優しい語感があるから「オカマ」よりいいと思った。テレビは当たり障りのない言葉を見つけたな、と思っていたら、それを拒否する人がいるのか?と当時は思っていた。当時はね。

 

意識を変えられた78歳で性転換した人

おかま→オネエでいいじゃんと思っていたとき、すごい人の話をテレビで見て完全に考え方を改めた。八代みゆきさんという。この方は78歳で性転換をして女性になったのだ。テレビに出てた当時もう90歳に近い年齢だったと思う(調べました 95歳!!!でした)

 

soar-world.com

 

78歳で、それでも女性として生きたかった!

 

という生き方に胸を打たれた。女性になりたいという気持ちはいくつになっても変わらないのだ。78歳で性転換した八代さんは、すでに結婚していた。俗な言い方すると「奥さんがいた」わけだ。その方は今パートナーとして一緒に暮らしている。

 

自分が78歳になって、配偶者もいて、残りの人生を考えたとき、性転換したいと思うだろうか?

 

八代みゆきさんはしたかったのだ。

 

八代さんはする必要があったのだ。

 

この八代みゆきさんの人生を見て、なるほど「私は違います。ひとくくりにしてほしくありません」と叫んだ能町さんの気持ちが分かった。電撃ショックのように分かった

 

この動画の1分すぎに八代さんが出てくる。95歳のLGBTQとして、若い中島潤さんと話すシーン。

 

www.youtube.com

 

そういう時代じゃないんだと言う意識

元はと言えば、ナイナイ岡村くんの問題発言から→言葉の使い方→いやいや意識を変えること、だろうという思いの中で、、、東野幸治氏の言っているアップデートすべきだという言葉は一聴に値すると思う。

 

大先輩のさんまさんにもアップデートするべき!という言ったことは、おおよく言った!と思った。

 

これから話は混乱していきます

それは、ある番組でさんまさんが、りんごちゃんに対して「オッサンやないかい!」と突っ込んだことに対して言っている。「見た目は男性、心は女性」という人がいること。そういう意識を持たないと、と大先輩のさんまさんに言っているのだ。

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ちょ待て、オッサンやないかい!

 

もともと、はるな愛ちゃんとかに突っ込むとき、この言葉が出てきたように思うが、、、なんと東野幸治は、はるな愛だけには「おっさんやないかい!」と言っていい、と言っている。

 

なに?そのダブルスタンダード。どうなってるんだ?

 

 

今日は、オチがめちゃくちゃになってしまいました。東野くんはもう一回アップデートかけてください。

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元々は岡村さんの発言を考えていたからだ

 

お時間になりました、すいません。

失礼します