なぜナイナイは矢部が必要か!?めちゃイケナレータいう
ナインティナインのオールナイトニッポンが復活という、本当に嬉しいことが起きた。5年8ヶ月ぶりのことだ。そしてこれは全く予想だにしなかったことだった。
なぜ!?今矢部が来てくれたことが素晴らしいのか?説明する
岡村の反省はまだ続いている
岡村さんことナイナイ岡村隆史は、つい先日4月23日にオールナイトニッポンの放送内で、多くの人を傷つける「失言」をしてしまった。今でも様々なご意見があり、問題は進行中である。
推察だが、多分その失言を言ってしまったときの岡村さんに「悪気」はなかったのだろう。10年前、20年前、だったらその手の発言はよくあったし、ラジオでもよく耳にした。
だが時代は変わったのだ。
確実に変わったのだ。
ラジオだから許される、という甘えは許されない。
矢部浩之の感覚
矢部くんは、そういう世間の感覚、視聴者の目線をいつも持っている人だ。司会に徹しながら、芸人たちを注意し、毒舌を緩和させることが出来る珍しいタイプのお笑い芸人だった。
私たちめちゃイケのスタッフは、それを、よく監督から聞かされていた。仕事の中でわざわざVTRを止めながら「ほら、ここ。ここで矢部がちゃんと注意してるでしょ?」
「矢部が、すべったギャグを拾って説明してるでしょ?」
とわざわざスタジオ作業を止めて説明してくれた。仕事場は、まさに、めちゃイケ学校だったのだ。とにかく、
矢部くんはそういう人だった。
また監督も、そういうことを教えてくれた偉大なる人だった。←あ、まだ亡くなったとかそんなんじゃないよ。お元気だよ、全然!
岡村さん失言の背景
岡村さんが一人になって5年8ヶ月。彼に真っ向からダメ出しをできる人は何人いただろうか?そして岡村さんも「このくらい大丈夫だろう」と甘えの構造があったのかも知れない。色々あるだろうけど、その感覚が今回のことを招いた一因だと思う。
もちろん今の岡村さんは、事の重大さを理解し、深く反省し謝罪した。今も謝り続けている。そうそして、その!最初の謝罪の場に、とつぜん相方矢部浩之が現れたのだ。
岡村失言があった4月23日深夜、もし矢部くんがいたらどうなっていただろうか?止めただろう。怒っただろう。注意しただろう…今となっては想像だが
なぜ矢部だけがラジオを卒業したのか?
そうではなかった。ラジオは岡村さん一人だった。矢部くんは5年8ヶ月前に、どうしてもラジオを卒業しなければならない事情があったのだ。矢部くんなりに岡村さんから「距離をとる」必要があったのだ。結婚もあったし。
だから、相方と5年8ヶ月も離れていた。
しかし、このピンチにまた帰って来てくれたのだ
相方を救うために。
矢部ひとり時代があった、、、
おぼえているだろうか?
ナイナイのANN(オールナイトニッポン)は「矢部ひとり」の時代が半年ほどあったことを。めちゃイケもぐるナイも、岡村不在だった。
岡村さんは、体調を崩して入院していたのだ。真面目な岡村さんは几帳面ゆえに、考え込むクセがある。国民的人気者という大きなプレッシャーの中で岡村さんの悩みは増大していった。そして体調を崩すまでになった。
岡村入院、全ての出演は一旦キャンセルに
ナインティナインはどうなるんだろう?めちゃイケは、ぐるナイは、オールナイトは、どうなるんだろう?誰もが心配した。
その時、矢部くんは一人で、岡村さんの留守を守ったのだ。彼の中でいろんな葛藤があったはずだ。でも一人で「岡村不在」を守り抜いたのだ。
そして岡村さん復帰の時も、矢部くんはものすごい仕事をした。めちゃイケで岡村さん復帰をした際、ガチでめちゃイケメンバーの誰も知らない状態で、岡村さんが現れた。みんな泣いた。加藤も濱口もみんな号泣した。
でも
矢部だけは、涙を見せず、岡村さんの復帰をよろこび、そしてすぐに司会者のポジションに立って、みんなと岡村さんの間を取り持った。
あれは、スタッフ全員鳥肌が立つほど驚いた。
そして矢部浩之という人に深い尊敬の念を抱いた。
この功労に対して世間はもっと矢部くんを褒めてもいいんじゃないだろうか?
突然やってきた「復活」
その後「岡村不在」時代の、いろいろな不満や鬱積を、矢部は一切言わなかった。
あの公開説教のとき、初めてその一端を岡村にぶつけた。5年以上黙っていたのだ。
ともあれ、こうして図らずも、2人のオールナイトニッポンが「復活」した
もちろん岡村隆史一人でもラジオは出来た。そしてこの5年8ヶ月、ずっと岡村1人オールナイトを聴き続けていたファンもいた。岡村さん本人も言ってるが「ラジオ」は岡村にとって必要なものだったのだ。
どんなにテレビの仕事が増えても表現の場として「ラジオ」というものが岡村には必要だった。
つまりテレビとは、たくさんのスタッフが集まって「岡村さん」「ナインティナイン」というイメージを作り上げる世界である。その一方ラジオは、素の部分を出せる「ひとり」を露出できるメディアである。
ひとりでみんなを笑わせようとすると、ついつい放送NGワードや下ネタに走って、チカラ技で笑いを取りに行く、そんなことも起こるだろう。
ひとりだと、、、何かをやらかすリスクがいつもある
今、反省をしながらも批判を受けている岡村さんに、もう一度、コンビに戻って矢部くんと2人でラジオをやってもらうことは、またとないチャンスだろう。
体調の不安もある
そう思っていたとき、本当に相方矢部浩之が帰ってきたのだ。
めちゃイケでの教え
兄貴であり親分であった「監督」はこう言った
矢部が、自分を押さえて、みんなを立ててくれているんですよ、と
ご意見は色々あるだろうが、その部分はあったと思う。そういう矢部が帰ってきたのだ
だから素晴らしい!と思うのだ。
ああ、まだ語らなければならないことがたくさんあるのだが、、、、
時間がない。仕事をしながらのブログなので、ここで一旦終わることをお許しください。
だから矢部が必要だ
ともあれ、ナイナイのANN復活、なんて素晴らしいことなんだろう。なんどもいうが、おめでとう!失言は失言として反省していこう。そしていつもいってた「その後が大事やで」なのだ。
また!思いついたら書きます