木村匡也(きょうやブログ)ThePowerOfVoices

きむらきょうや(木村匡也)のブログ・ナレーター 声で生きる

博多通りもんがギネスに輝く!JASの機内菓子の時代から食べてるぞ。せっかく福岡にいるのでギネス記念で通りもん食うどー

福岡土産の定番「博多通りもん」がギネスに!というタイミングで福岡にいた私は本当「通りすがりモン」?

 

「博多通りもん」がギネスに?というニュースが飛び込んできたとき、偶然福岡にいたのだ。あのよく耳にするモンドセレクションというやつではなく、「ギネス」?だって?それはすごい。ギネスという名前には日本人は弱い。ミシュランにも弱いがギネスにも弱い。

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このタイミングで「偶然」福岡の中州を見ている私に、運命を感じるな!と言われても、運命感じちゃう!?でしょう?感じちゃうでしょう?感じちゃうでしょう?

 

「博多通りもん」との出会いは日本エアシステム(JAS)の機内のお茶菓子だった。93〜94年ごろ

 

今はもうなくなってしまった航空会社にJAS(ジャス)日本エアシステムという会社があった。JALに吸収合併されてしまったが、かつては、JAL、ANA、に次に来る第3の航空会社で、マイナーな地域にも飛んでいるありがたい会社だった。2004年にJALに吸収されてなくなった。赤と黄色の機体がちょっと派手な会社だった。

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赤と黄色のイメージカラーだった日本エアシステムJAS(東亜国内航空)

イラストAC

 

コーヒーと一緒に出て来たのが、このお菓子だった。

これが私と博多通りもんの初めての出会いだった

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福岡に帰った際、JASの機内の茶菓子として出てきたのが、この「博多通りもん」

 

パッケージは、派手さもなくそんなにアピール力があるようには思われなかった(失礼)いわば普通のまんじゅうだ。と思って(油断して)一口たべてびっくりした。その風味の強い!強い!強い!バター、ミルク風味が口いっぱいに広がる、、、そのミルク風味が広がってる中に「白あんの甘み」がジュワーっと広がっていくのだ、、、、これはうまいな〜!!!和菓子でもない洋菓子でもない、でもとってもウマい!ことにびっくりした。下の画像を見てもらいたい。ね?外見はただの「まんじゅう」でしょ?

 

お店のショーウィンドウを撮らせてもらいました(笑)

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元妻が、すぐにこの会社を調べ上げて問い合わせた。東京でも買おうとしたのだ。東那珂にある会社だと聞いてすぐに那珂中の友達を思い出した。私の元妻という人は、こういうことにものすごく早い行動を取る女で、包み紙に小さく小さく書いてある会社に問い合わせて、あっという間に調べ上げた。すると、、、、

 

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東京では売ってません!!!

東京では売ってません!!!

東京では売ってません!!!

 

というストレートな返事が帰ってきた。くりかえすが、私の元妻という人は、おいしいお菓子やお土産を見つけるとすぐにファンになり大量発注をして、あちこちのテレビ局に配りまくる人であった。売ってない???よーし上等だ!とやる気に火をつけてしまい、今度は福岡に帰った際、店舗を見つけてきてこのような博多通りもんを「しこたま」買ってきた。

 

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今でこそ、博多通りもんは福岡の定番土産になったが、当時は誰も知らなかった。そしてさっきも言ったように見た目は普通の「おまんじゅう」なのだ。それをテレビ(電波少年)のスタッフの前にそーっとおいた。す・る・と、、、、

 

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と何気なく食べたみんなが超びっくりしたのだ。

 

特に「T部長」で有名な土屋さんは、「うあ、ウマい!」と驚きの声をあげたので持って来た私もとっても嬉しくなった。元妻にその話をしたら「してやったり!」と手を叩いて喜んでいた。今でこそ、福岡に出張いく人なら誰でも知っているお菓子になったが、当時は誰も知らなかったのだ。

このようにまだ東京で誰も知らない頃から独自に博多通りもんを買ってきて東京のメディア関係に「拡散」していたのは私の元妻だ(笑)

 

私が最初に感じた、和菓子でも洋菓子でもない味というのは、明月堂の当初からの狙いだったそうだ、、、、まんまとそこにズッポリハマったのであった。

 

 

ちなみに今でも博多通りもんは「福岡でしか売ってない!というのが売り」なのだ!来ないと無い!という魅力

 

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ギネスのニュースが流れた日に福岡にいたラッキー!そこで、まず福岡・天神地区にいた私は、博多大丸に行ってみた。すると福岡銘菓の看板がたくさん並んでいる。湖月堂、ひよこ、東雲堂、そして、、、ありましたありました、明月堂

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ギネスだから、人だかりができているか?、、、、ってことはなかったが、通りもんが並んでいる。普通に並んでいる。

 

お向かいにある、三越福岡店にも行ってみた。あった!!!!

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買おうかな?どうしようかな?と悩むお姉さんが、とても良い。絵になる!

福岡空港だと、、、お土産を買いたい人でごった返しているので、こういう風景の方が「味わいがある」と感じるのだ。そこで、、、せっかくなら福岡の地元系デパート「岩田屋」へ行ってみよう!ということで岩田屋へ向かった。

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あったーーーどーーー

 

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博多通りもんは、福岡の定番お菓子なので、どのデパ地下にも必ず入っている!今や当たり前の風景なのだ。

 

さあ、ここまで、来たら、、、ギネスを取ったというタイミングで「通りもん」を食べない手はないでしょう!?

 

「博多通りもん」が食べたい!

「博多通りもん」が食べたい!

「博多通りもん」が食べたい!

「博多通りもん」が食べたい!

 

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 しかし、待て!

 

でも、せっかくなら「川端通りの明月堂で買いたい!」と思うのが福岡出身者ではないか?そう、川端通りというのは、明月堂の元々のお店なのだ。この商店街の店舗で昭和の初期から始まったのが「明月堂」なのだ。ほら、、、

 

芋ようかんを買うなら浅草で買いたいじゃないか!

それと同じ発想で、明月堂発祥の地、中州川端通り商店街まで走って行った。

 これ、結構な移動距離だよ。もちろん徒歩で移動!カロリー消費だー

 

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あったーーーー!!!!

あったーーーー!!!!

あったーーーー!!!!

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やはり、発祥の地で「博多通りもん」を買うのは、何かしら意味があることのように思える。もういい歳なので、お土産用の大きな箱入りを買う必要はないが、最低限食べられる分をと思い、5個入り!を買ったのだ。そして、、、、

 

すぐ外の、川べりで「博多通りもん」を食べてみたー!!!

 

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ギネスのタイミングで、

ギネスのタイミングで、

ギネスのタイミングで、

 

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これは、やっぱり他のどこにもない、白あんとミルク風味だ。

博多通りもん、、、ギネス級の美味さだ!!!!

本当はせっかく川端通り商店街まで来たので、あの有名な「川端ぜんざい」があった川端ぜんざい広場で食べようと思ったのだが、、、、

 

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うぬぬぬ、、、しょうがない。というわけで川べりに出て博多通りもんを食べたのだ。

 


 

ちなみに覚えておこう!!!博多通りもんがギネスに輝いたのは

「最も売れている製菓あんこ饅頭ブランド」というジャンルなのだ。

 

細かいジャンル分けがあるんだなーーーーギネスは

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実は、、、「焼き菓子」の部門なら、

洋菓子「アンリ・シャルパンティエ」のシュゼット(兵庫県西宮市)が、焼き菓子フィナンシェの年間販売個数が4年連続でギネス世界記録に認定されているのだ!!!

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ギネスを4年連続で取ってる「洋菓子」があったのだ、、、、

もちろん、それもデパ地下に売っている。

 

とはいえ、久しぶりに食べた博多通りもんは、実に風味が高く、まろやかで、美味しいお菓子だったのだ、、、ギネスおめでとう!!!

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第43話 終了