人生いつ何が起こるか分からない。なんとなくナレーターになって30余年…突然アニメからお仕事が来ました。 人生は突然面白いことが起こりますね。記事読了まで約1分15秒
もくじ ( ;∀;)ピィ
4月にあこがれの声優の仕事がキター!
なぜか「声優」のお仕事が
声優になりたい人〜心から応援してます。私は長年ナレーターやって来ましたが、あるアニメから声優の仕事が舞い込んで来ました。その頃に書いた短い記事がこれです。読まなくていいです。タイトルだけ
えー、33年ってそんなに時間がかかるの?と思ったかもしれないけど、33年間それだけをじっと待ってた訳じゃないですから。声の仕事にはずっと従事してますので。私のようにフリーで自分から売り込みに行かないヘンテコなヤツには快挙と言えるでしょう!
イラストAC
あの〜お若い人には信じられないでしょうけど「30年」って過ぎてしまえばあっという間なのです。今のお仕事を続けていると、突拍子も無いところからアナタのやりたかったことが舞い込んでくるかも知れないんですから〜人生は愉快ですね。
イラストAC
これが今年2019年4月の頭くらいに書いた話だった…のですから、随分長いこと「守秘義務」を守り通したのだったのね〜。我ながらエライな!自画自賛してますが←って普通だけどね。早くブログに書きたかったよ
声優とナレーターの現場の違いはその記事に書きました。でもそれより驚いたのは…画に非常に手が込んでいること
アニメってやっぱり作るのにスゴイ時間がかかっているのだなぁ!と痛感しましたわ
改めて再認識したアニメの精巧さに驚愕!
声を入れる前に、アフレコ用の動画をもらったのだが(非公開)それでも私の基準から見れば「かなり良く出来ている」動画だった。というのも我々バラエティの現場では、、、、声を入れるとき
イラストAC
こんな画面はしょっちゅうである。日常茶飯事です。あーロケが間に合ってないのだ!とすぐわかる。プロデューサーから無茶な「直し命令」が出たのだろうか?取材先から「やっぱり放送しないでくれ」とお願いが来たのだろうか?
画が出来てないけど高クオリティーなアニメの画像
で、画面がずっとカラーバー!←そういうときナレーターはどんな気分になるかというと…
イラストAC
ちょっと「ウキウキする!」のじゃ〜。
(ワシだけかな?)
多分、ディレクターはプロデューサーからキビしくやり直しを命じられて、追撮(追加撮影)などに行かされているのだ。大変じゃの〜
そこで!
「よーし、ワシがなんとかしてやろう!」
「画がなくてもスタジオ盛り上げてやるぞ!」
「多分こんな動画になるだろう(と想定して)合う声を入れる」
と気合が入るのだ。やっちゃるーでー!
色しかない画面に向かって想像力をフルパワーで発動して、全力で面白そうなナレーションを入れるのだ。そうワタシャ火事場が好きなの
イラストAC
とうぜん「感謝」はされますわな。
やはりどこかでスタッフと我々は「戦友」なのだ。運命共同体だ。誰かが出来ないことは誰かがカバーする。そういう風に出来ているのだ。動画が全くないシンプルな色画面に向けて全力でナレーションを入れ込む。
そういうことを長年やってるからある種の信頼はあると思う。「あの人なら画像なくてもなんとかするって、、、生でも大丈夫」ってね
ちょっと話はそれるが、同様にナレーターは
PiXABAY
ミキサーさん、音効さん、にはものすごい「戦友」意識を持っている。彼らはプロである。特に私は運よく世界的にもトップ級の人たちと仕事をしてるからね。すんごいプロフェッショナルな仕事にリスペクト!しかない。
さて〜?
脱線したが、、、
そんなラフなアニメ動画でも、結構良く出来ているな〜と思っていたら 実際の放送ではさらにすんごいことになっていた!!!!
とくにCGのクオリティには舌を巻いた。
↑これがやったアニメじゃないっすよ イラストAC
風の揺れ、日差しの反射、、、細かいディテール
もう長〜いことアニメを見ていない化石の目には信じられないほどの「進歩・進化」で、、、 スゴ過ぎてまぶしい!!!
登場人物の肌の丸み、学校机の表面の反射、髪の毛のキューティクルの光沢、、、そういう細かいところにCGがふんだんに使われている。
↑これもやったアニメじゃないっすよ イラストAC
なんという、技術の進歩だろう!!! しかしアニメ通にとっては、この手の画像処理なんて普通の画に感じられるのだろうか?
すげぇよ、、、あんたらスゲェーよ!
さて〜?
さらに脱線が続いたが、、、
なんのアニメをしたのか?はよ知りたいでしょから率直にお答えしましょう。これじゃー
からかい上手の高木さん②
からかい上手の高木さん②
もちろん知らないアニメでした。(←アホー!という声が全国から聞こえて来ますね、すいません) ロボットでも戦争でもない、普通の中学生のお話。イケてない男子が「からかい上手」な女子にからかわれながらも二人の間に行き来する微妙(絶妙)なラブに萌え萌えするお話。
イラストAC
もちろん素晴らしいCG技術にも驚いたが、、、もう21世紀も約5分の1くらいが過ぎようとしてるのに、中学生の男子って私らの頃と変わらない「やられっぷり」なんだね。
これには驚きました!今どきの男子も40年くらい前と同じような青春を送っているんだなぁー(女子にやられながら)
イラストAC
つまり、女子には勝てないってことだ。
イラストAC
中高生男子諸君!恋愛は50過ぎても分からないぞー!(笑)
ついでにバツイチだし╰(*´︶`*)╯♡
からかい上手の高木さん公式ツイッター!
このアニメの公式ツイッターに色々と画像、動画などが上がっているのでぜひご覧いただきたい。著作権のことで「高木さん」スタッフにご迷惑かけたくないので慎重に、リンク先で見ることを推奨します。
私がさっき言ってたCGなどの質感の進歩はめざましいものがあります。それが手に取るように分かると思います。
ですからようやく今回これを「公開」します!
以前の写真では、この台本部分のタイトルが消されていました
で、考えて見たらまだ4月だったので
これはまだ「平成」だったのだ!
平成最後の仕事が「からかい上手の高木さん②」だったのだ。
声優への反響は深い!
放送が始まった時間に「ピロン・ピロン」とスマホがなり続けていた。なんじゃろな?と気にせずにいたらたくさんの人から今「からかい上手の高木さん見てるよ!」のLINEだった。
それはいろんなSNSでもつぶやかれていたようで「あのナレーター木村匡也みたいだな〜と思ったら本人じゃん!」というような書き込みがあったそうだ。
イラストAC
実は今回「ナレーター:木村匡也」とはクレジットされてない。それは私がお願いしてクレジットして頂いたのだ。そう「ガヤ」!大勢の中の一声としてデビューしたのだ。╰(*´︶`*)╯♡
そういうわがまま?も丁寧に聞いてもらって、クレジットを入れていただいた。「高木さん」のスタッフには超超超感謝です。
イラストAC
高木さんを知らなかった自分に反省
本当にこのアニメに参加できたことは私の人生でもなかなか無い嬉しいことでした。とはいえ知りませんでしたが、、、
例えば、これは「からかい上手の高木さん」ではありませんが高木さんのような髪型をした女性のイラスト。この髪の質感、揺れなどが本当にすごいです。あと肌のキメ、おでこの丸さ、などアニメでありながらすごいワザが盛り込まれています。
イラストAC
今回たまたま「声優」としてのお仕事をいただきましたが、なかなかなれる仕事ではありませんね。その声優になるとどうなるのか?も以前に書いたことがあります。よかったらお暇つぶしに読んでみてください。声優のギャラ事情、海外の声優のギャラなども包み隠さず書いてみました。
これほどたくさんの人に愛されている「からかい上手の高木さん」のほんの一部になれたってことに「わおー」って叫びたいくらいの喜びを噛み締めています。
夢は必ずいつかはかなう!
でも思いもよらない方法で突然かなう!