声優の話題が続いている。声優アワード発表、声優の訃報、声優登録者1500人突破！ニッポンってなぜこんなに声優が好きな国なの？ コロナショックで日経平均がダダ下で経済界は超ピンチだが〜声優希望者は増加の一途の爆上げお父さんなのだ（意味不明）。
まだ声優になれるのか？
３月７日第１４回声優アワードが発表された。新型コロナウィルスでアワードの授賞式が中止になったにも関わらず、「声優アワード」の結果は超話題となり、しっかりトレンド入りを果たした。
主演男優賞は花江夏樹さん、主演女優賞は古賀葵さん。声優に対する関心は、相変わらず高い。クソ高い。
声優はもう、狭き門ｘ１００
一方同時に、声優が「狭き門」であることもクローズアップされた。25年続く雑誌声優アワードの名物付録「声優年鑑」に登録されている声優の数が、ついに1,500人を突破した。
アホか！タレント名鑑に載ってる芸能人の数は11,000人だよ。芸能人の総数の7,5パーセントも声優いるんかよ！？（笑）
仕事…ない（と同じ）
果たして本当に声優になれるのか？という質問には、こう答えるしかないだろう「仕事が「チョピ」っとしかないのに、なりたい奴がグワーーっと多すぎで…皆無とは言わんが可能性は極めて低い！いや、もうない！とほぼ同じ
じゃ声優で食えるのか？
声優では食えない。キッパリ言ってすまん。最初にもらえるギャラは7,000〜10,000円（事務所による）。声優の業界のオキテがあって最初は誰でも15000円からのスタートとなる。事務所が手数料を引くので、手取りは7,000〜10,000円になる。あんたが主役なら毎週出られるが、新人が主役ってない。絶対ない。奇跡的に毎週出られて12万くらい。３ヶ月でよ、３ヶ月で、マックスもらって12万。食える…わけないよな。
でもなりたい人はまだまだ増加中だ。その気持ちは分かる。最近はYouTubeで声優のゲーム実況とかがめっちゃ人気なので、「もしかしたら俺も、私も、ヒカキンみたいな声優になれるかも？」と野望を抱いている人も多いだろう。そういう意味ではまだ未知数なのだ。
夢はまだある！
何歳まで声優になれるのか？
先日NOTEに、「みちる」さんという名の声優さんが「底辺声優の所感」という文章をnoteに発表し話題になった。底辺声優であり続けることにこれ以上耐えられなくなった「みちる」さんは匙を投げてしまったのだ。
その中に「〇〇さんは何歳でプロになれたのだからまだ大丈夫」みたいな話が出てくる。この焦り方は切実だ。声優になりたくて、まだなれていない人にとっては何歳までがタイムリミットなのか？気になるはずだ。
声優学校に行かず声優になる方法
もうこうなったら正攻法で声優を目指すのは、無理とは言わないが絶望的だと言える。なったらなったで「底辺声優」の暮らしはツライ。食える金額はもらえない。もう声優学校→養成所→新人→大手事務所に入る、という夢コースは顕微鏡で見ないと見えないほどの「狭き穴」だろう
そんな中ワシは幸運にも、ちょい役で声優をやれた。からかい上手の高木さんでちょい役をもらった。正直思うけど、声優を目指さなかったからなれた！と思う。正攻法じゃもうなれないもん（とワシは思う）
54歳のデビューとなったが、一応声優になったのだ。仕事は声優じゃない方の仕事で食っている。
そういう正攻法じゃない「邪道」を考えてみるのもいいんじゃないだろうか？
それじゃ声優になる意味がない！というならこの話はもう終わりだが、54歳になっても声優になりたい！って人がいるなら次回もこの話をしようか？と思う。
投げっぱなしジャーマンになったね、すんまそん。
