矢部が岡村に説教!めちゃイケナレーションが聞こえて来た夜。ナインティナインの岡村隆史が不適切発言を謝罪した。しかしそこに現れたのは相方の矢部浩之だった。
- 岡村不適切発言で謝罪
- 矢部浩之の公開説教
- めちゃイケという絆
- 当たり前じゃないからな!
- 山本圭壱の謹慎処分
- めちゃイケは終わったけど
- 進行に徹するプロ、矢部浩之
- 矢部浩之の男気
- めちゃイケのある重鎮
- 失敗したその後が大事
岡村不適切発言で謝罪
ざっくりいうと
岡村隆史、オールナイトニッポンの発言で大炎上!
謝罪することが決まる…30日のラジオで生謝罪
すると
なんと!矢部浩之が登場2014年9月に卒業して以来約6年ぶりに矢部が登場。ナイナイのANNファンは歓喜したことだろうが、矢部は岡村を援護しに来たのではなかった。
むしろその逆で、相方岡村がなぜこういう発言をするに至ったか?その甘えの構造を糾弾するプロセキューターとして「公開説教」をしにやって来たのだ。まさに刺し違える覚悟のANN再登場だった。※プロセキューター(検察官)
矢部浩之の公開説教
矢部はコンコンと岡村を説教した!ちょっと凹ませすぎなんじゃないか?と翌日のネットで言われるくらい説教した。しかしその指摘は的確で鋭く、心に深く刺さった。誰が聞いても、岡村さんちょっと甘えとったんやな、ということが伝わって来た。
その夜の出来事を、めちゃイケとかぶせて思い出してくれるファンがまだたくさんいた。みんなむせび泣いていたことだろう。
ファンの皆様には本当に感謝いたします。
めちゃイケという絆
この一週間、めちゃイケのことを書こうか書くまいか?すごく悩んでいた。本当に悩んだ。めちゃイケはもう終わってしまった番組であり、ナイナイの二人はいまそれぞれのレギュラーを持っている。
いまこの瞬間ナイナイの二人を一番心配し、彼らの心に寄り添っているのは、今のナイナイ番組の「スタッフ」だろう。そうあるべきだ。新しい船をいま動かせるのは、古い水夫じゃないだろう…と思う
だからワシは遠慮した。
でも続く2週目もまた、矢部くんが、出た!
当たり前じゃないからな!
そして公開説教の第2夜が始まった。開始早々、めちゃイケの話が出た。そして、やべっちの口から、「当たり前じゃないからな!」という言葉が飛び出した。いや二人同時くらいに出た。
な、岡村さん、あの不適切発言はあんたの芸人としての甘えから出た言葉だ。イエスマンばかりに取り囲まれて、あれくらいはいいだろう、言ったとしても許してくれる人ばかりだって思って来たかも知れないけど…それ
「当たり前じゃないからな!」
と、やべっちが言い放ったのだ。
山本圭壱の謹慎処分
覚えている人も多いと思うが、これは、極楽とんぼの山本圭壱が、長い謹慎をしている中で、久しぶりにめちゃイケに出て、ついつい調子こいて浮かれていた、そんな時相方の加藤浩次が激烈に吠えたあの一言だ。
「当たり前じゃねぇからな!」
あの言葉は本当に僕たちの中で、ずーっと鳴り響いていた。「当たり前じゃないからな!」矢部の中にもずっとそれはあった。山本が降板した際、めちゃイケは相当に揺れたのだ。監督が泣いてるのを初めて見たが、みんな大混乱の中に叩き込まれた。
加藤さん、やべっちには、そんなワシ達の涙が伝わっていたんだと思う…
テレビに出てる人間は、芸人なんだから、ある種おふざけでもいいんだよ!はみ出した人間でもいいんだよ!少々のセクハラは許されるんじゃない?という「甘え」をブった斬った、加藤浩次の全身全霊の叫びだった。
同時に、その言葉はワシらTV関係者全員にも対しても向けられたものだった。TVだからって「甘え」は許されないんだぞ!もうそんな時代じゃないんだぞ、という、覚醒を喚起した言葉でもあった。
5月7日のラジオでそれが伝わって来た。だから書く!ってか書いてます
めちゃイケは終わったけど
私たちは、めちゃイケという番組は終わったんだけど、ずっとめちゃイケという「きずな(絆)」を持っている。あそこで培った価値観の中に生きている、と言ってもいい。
会ったりしなくてもいい、これは一生続いていくのだ。
そういう意味では、
めちゃイケはまだ終わっていないのだ。
僕らの青春はまだ終わっていないのだ。
54歳なのに
TVの学園ドラマのようであり、「虚構」だと言われそうだが、私たちは本当にめちゃイケをリアルな人生として生きていた。そして今も生きている。
めちゃイケイズムだ。
進行に徹するプロ、矢部浩之
矢部くんはめちゃイケを「リアルにした」立役者だった。
岡村君は、神輿に乗ってるシンボルであり、間違いなく国民的な人気者だけど、チームにおけるリーダーは間違いなく矢部くんだった。
彼が進行をやってくれたことで、どれほど助けられたことか?やべっちが、ある意味「自分を封印して」MCに徹してくれたことが、他のメンバーをどれだけ生かしたか?
感謝してもしきれない。
やべっちとマツコさんの番組にゲストで行ったとき、ワシは自分の言葉でそれを本人にお伝えした。カットされた?けど(笑)まあそれはカットされてた方がいい。ハハハ
やべっちが、進行に徹して、他のメンバーがぼんぼん投げ込んでくる、ボケを、拾いながら、解説し、笑いを成立させていた。そして司会に徹してくれたことが、どれほどの芸人たちを成功に導いてくれたか…
その凄さは折にふれて、監督がいつもワシらに教えてくれいた。5月7日のラジオでまたそれがよく分かった。本当はやべっちは、照れ屋だからそんなことは言いたくなかったんだろうけど
矢部浩之の男気
こんなことがあった。
よゐこの二人がある番組から降板させられそうになったことがあった。有野くんは半泣きになりながら、なんでやろ?どうしたらええんやろ?と言いながら矢部に相談していた。
収録現場にワシもいたのだ。変なナレーターですまん
ところがだ、その「よゐこ」が干されそうな番組は、私のよく知ってる人が演出をやってる番組だったのだ。ちょ待って!誤解かも知れん!?よゐこ、「違うんだよ、濱口くん、有野くん、あれはこういう意味があって…」と言おうとしたその瞬間!
矢部がいきなり
くそ、あいつ(プロデューサー)殴りに行ったろか!?
と吐き捨てるように言った!
有野はその言葉に感激して本泣きしていた。
めちゃイケメンバーは本当の「仲間」だった。
芝居がかってると言われようが、嬉しさも、悔しさも、喜びも、悲しみも、本当にドラマのように、ワシらはめちゃイケの世界を生きて来た。思い出せば今でもそこにいる気分だ
めちゃイケのある重鎮
4月30日の岡村隆史の生謝罪があった後、ワシは、あるめちゃイケの重鎮スタッフにこっそり連絡を取った。〇〇さん、今回の矢部君すごかったと思いません?
すると重鎮は、こう答えてくれた
矢部は、本当によく頑張ったと思います。彼の能力を超えるくらいのものすごい「心の踏ん張り」を感じました。
岡村と刺し違えるくらいの覚悟を感じました。
ワシもそれを感じた。
矢部は本気だった。涙がドバーッと出て困った。
そして、今まで30年近く一言も言わなかった、矢部だけの「辛抱」がちらっと垣間見えた。とめどもなく涙が溢れ、ラジオから流れる矢部の声が胸に迫って来た。
ありがとう!やべっち
それから一週間経って、また二人で謝罪して、先週を振り返りながら二人で語り合っているナインティナイン。茨木西高校からずっと二人を見てるような〜そんな気分にさせてくれる本当に素敵なコンビだ。
本当にめちゃイケだ。
番組終わったんだけど、そんなめちゃイケのようなワンシーンに、また出会うことができた。いやいや、ANNだけど!…って。ごめんねLF(ニッポン放送)
失敗したその後が大事
山本圭壱もそうだったけど、失敗した「その後」が大事なんや!って、あんた(岡村)自分でも言うてたやん。と言う矢部の言葉が本当に胸に突き刺さる、、、、
今がその後、、、、岡村さん!今やで
これからどうなるかは分かりませんが、私としては、この出来事を、私の声で脳内再生しているリスナーのみなさんに、本当に深く深く感謝申し上げます。
私が、保証付きで断言できますのは、めちゃイケはお笑い番組なんですけど、マジでああいう世界があって、その空気の中を生きていたんです。メンバーの絆は本当に本当です。中にいたモノとしてそれだけは保証できます。
ありがとうございます
めちゃX2 イケてる〜!!!
What a cool ⚡️ we are!