プロが教える「きゃりーぱみゅぱみゅ」の完璧な言い方。私はプロだが、プロを教えに行ってるプロだ。だから教えてきた受講生はみんなプロだ。TVの局アナ、プロのナレーター、プロの声優、役者、そういった人たちだ。はい、少し自慢が入ってますよ。許してチョンマゲ。
- プロに教える
- 超簡単な方法でどんな単語も言える
- 実践編:声を出してもいい場所でどうぞ
- なぜ噛んでしまうのか?のメカニズム
- まとめ:ざっくりいうと
- これは歌にも応用できるのだ
- 要は力(リキ)んではならないのだ。
- おまけ:ドラえもんの声でいうと「言える」!
プロに教える
つい最近ある全くアナウンスメントやナレーションを知らない(であろう)人たちに「話し方」を教える機会があった。そしたらアンタ、逆にとんでもない発見があった。
講習会でよくある「例題の原稿」を読ませてみたら、スゴイ簡単な単語で噛みまくってる!?まぁ人前で朗読するという経験はあまり普通の人にはないんだろうな〜、しょうがないな〜と思いながらも、だけど、こんなに噛むか?と言うぐらい噛みまくっていた。
おいおい大丈夫かよ?
ふと気づいた。なるほど!私のこれまでの受講者はほとんどがプロであった。だからあいつらはみんな「出来ていたのだ」。私が読め!と言えば、まあほぼ100パーセント噛まずに原稿を読む。当たり前だ。プロにとって問題はそこじゃない。その上だ。噛まないことは当たり前だったのだ。
うむーーー…こやつら
そこで作戦変更。
受講者全員にいきなり、「きゃりー ぱみゅぱみゅ」言ってごらん、と課題を与えてみた。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」
ほとんどの生徒が失敗した。ほぼ全員が絵に描いたように失敗。教室中が噛みまくりになった。「かり〜ぱむぱむ」とか「きゃり〜パフパフ」とかになってた。あははは。まあ笑っちゃいかんが、あ、今笑った人?あなた、きゃりー ぱみゅぱみゅ、って噛まずに言えますか?
しかし方法があるのだ。発音が難しい単語はこうやったら読めるようになるよ、と教えたらみんな30秒でできるようになった。
「ええ?こんな簡単にできるの?」とみんながどよめいた
逆にこっちをおどろいたっちゅーに(笑)。プロは、何らかの方法を使って、読みにくい単語を読めるようになる方法を「自分で編み出している」のだ。
そう、人はそれぞれ、得意な単語、不得意な単語、が違う。最後は自分自身のオリジナル方法になるしかないのだ。でないと難読な単語の克服と言うものは出来ないのだ。
超簡単な方法でどんな単語も言える
しかしワシの教える方法は、超簡単なだけど、だいたい誰でも30秒くらいで出来るようになるので、もしか読んでいる人に、プロの人、声の仕事をやりたい人。滑舌が悪くて困っている人がいたら?と思って書いておきます。
言っておきますが、これはコロンブスの卵です。
コロンブスの卵。つまり、いわれてみればな〜んだそんなことか!というような簡単な方法ですので、習った後で「なんだ簡単じゃないか。こんなことなら誰でも知ってるよ」とか言ってワシを責めないでくださいよ?いいですね?責めないなら教えてあげます。わかりましたか?
じゃあ分かった人だけ、読み進めてください。
実践編:声を出してもいい場所でどうぞ
ではまず、「きゃりー ぱみゅぱみゅ」って言ってください
言えました?噛みました???
ではもう一回!はい!恥ずかしがらずに言いなさい。
どうぞ。
あら?あなた、まだ音読してないだろう? あなたが地下鉄にいようが、学校にいようが、そんなことはこっちには関係ないのだ。はい「声に出して」言いなさい!
「きゃりー ぱみゅぱみゅ!」
なぜ噛んでしまうのか?のメカニズム
では、黒板に書いたグラフを見てください。このグラフで全てがわかる。噛むのは噛んでしまうメカニズムがあるのだ!!!
「読み」と言うのは、速すぎるからつっかかる。読めていないと言うことは、あなたにはまだスピードが速すぎるのだ。だから読めない単語は「ゆっくり読む」
さらに音量も関係する。声がでかいほど読みにくいのだ。まだうまく読めないときは小さな声で「ボリュームを下げて読む」この2つの方法を試すのだ。
すると読める。
では、超ゆっくり言ってくれ
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
ゆっくりだよ。
どうじゃな?言えただろう?
まだ言えない人は音量を下げなさい。ささやくように
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
「きゃりー ぱみゅぱみゅ」
制定検討会アドバイザー:きゃりーぱみゅぱみゅ
どう?言えたでしょう?
で、言えるような速度から、どんどん早くいう練習をすればいいだけなのだ。最初はゆっくり→どんどん速く。放送では言えない単語だけゆっくり言っても問題ない。遠慮せず時間をかけなさい。
ほら!言えただろう?
まとめ:ざっくりいうと
ゆっくり読む。
声を小さくして読む。
そしてできるようなったらだんだん速く読む。
読めるようになったら「ぱ」に少し力を入れられるのがわかる。
あとは練習!
そんな簡単な練習できゃりー ぱみゅぱみゅがサラと言えるようになるのか!?とびっくりされた方法である。
これは歌にも応用できるのだ
もう一度いいますが、これはコロンブスの卵です。いわれてみればな〜んだそんなことか!というような簡単なこと、「なんだ簡単じゃないか。こんなことなら誰でも知ってるよ」とか言ってワシを責めないでくださいよ?と言ったね?
でも、これがなかなか優れもので、歌でも同じ法則が適応できる。カラオケとかで歌えない曲があったら、それはスピードが速すぎるか、声の音量がデカすぎなのだ。
自分でギターでも弾きながら歌ってごらん!?
ほら歌えたでしょ?自分の速さで歌うから歌えるのだ。
要は力(リキ)んではならないのだ。
物事は全てリキんでやってるうちはまだまだなのだ。力が入っててもいい時代があるだ、所詮それはまだ初歩の初歩。出来るようになるとどんなことでも力が抜けているものだ。リキまずに出来るようにリキんでやろう!矛盾しているが、リキんでやってるうちに力が抜けてくるから面白いね(笑)
頑張ってね。
おまけ:ドラえもんの声でいうと「言える」!
このことをFacebookでちょっと書いたら、たくさんの人から「ドラえもんの声」で読んだら、、、、きゃりーぱみゅぱみゅ、って簡単に言えるよ!という裏技が寄せられた。やってみたら、、、あらホント簡単に言えるじゃん。もちろん「大山のぶ代」さんの声でいうんですよ
ネットにあげると色々な考えが集まってきて面白いね