街を歩いていたら、「ごめん俺が悪かった、君のことがまだ好きなんだ!」という「広告」が見えて来たらどうします? そうです!!! あなたに謝っている広告です。しかもそれは4年前に別れた元カレが打ったものです。
- 広告を出して謝った男はちょい有名人
- 13年も夫婦同然で暮らした女性
- いつまでも消えない後悔の念
- 突然いつでも社長と部下に戻ってしまう二人
- 親日、日本語熱が高い国ルーマニア
- 13年も一緒にいた彼女「兼」共同経営者が自分から去って行く!
- ルーマニアの彼女に繋がってる道
(ご注意)
非常にプライバシー性の高い話ですので、ご本人を特定されないよう個人情報、設定には変更を加えていますので事実と違う部分があります
広告を出して謝った男はちょい有名人
彼はその業界では結構有名な人です。同じ業界人だったら「え、あの人」って思いつく人でしょう。そこそこ名前が売れてる人です。
バイタリティ溢れるビジネスへの取り組みはマスコミにも取材され、今度取り組む新事業はテレビの取材が入るそうです。そんな人です。
そんな彼がフッとつぶやいたんです。
私、実は13年も一緒に暮らしていた女性がいたんです!!!
13年も夫婦同然で暮らした女性
ご縁というものは恐ろしいもので、
偶然また!このような男性に会ってしまったのです。
彼は、まだ彼女のことを深く愛していると言います。
そしてまずは、自分が至らなかったことを謝りたいと言っています。許してもらえるかどうかは分からないけど、まずはあやまりたい。心から申し訳なかったと言いたい!というのです、、、それは時すでに遅しなのかも知れないけれど
そのために、彼がとった
手段はなんと「広告」!!!
もちろんいきなりこんな混み入った話をし始めた訳ではないですよ!それは「飲み会」となった、ある夜のこと、、、でした
いつまでも消えない後悔の念
むかし話、苦労話、などを聞かせてもらっていたうちに…
突然ホロっとそんな話が出て来たのだ。
実は私には、13年も一緒に暮らしていた彼女がいました
4年前に別れたんです。
実はその彼女というのが外国人で、今ブカレストに住んでいます。
ブカレスト?って
ルーマニアのブカレストですか!?
え!?ルーマニア人と付き合っていたんですか?
13年ってもうほとんど結婚じゃないですか?
もうびっくりし過ぎて、聞いているこっちの心臓がドキドキしてしまった
えー確かに。
ほとんど妻であり共同経営者でもありました。
13年ですからね〜でも
「共同経営者」という、、、でも
その関係性がいけなかったんですけどね。
とその社長は続ける
突然いつでも社長と部下に戻ってしまう二人
だから、、、いつまでもこっちが社長で向こうが部下みたいなシーンが生活の中に出てくる。変な話、二人でキスをしてる時にでも突然、あ、あの件どうなったっけ?確認取れた?ファックスした?メールは?とか、ついそんな感じになってしまいがちだった
そう、彼女は耐えていた。
13年もの間ずっと耐えていた
彼のいうことなら、すぐに対応した。
でも、ついに自分が何なのか?分からなくなってしまったのだ。
私はこの人にとって何なの?部下なの?
用事をいいつけるだけの使用人?
恋人じゃないの?
事実上「妻」なんじゃないの?
親日、日本語熱が高い国ルーマニア
他のヨーロッパの国々(特に旧共産圏)の中で、ルーマニアはとても親日の国として知られている。実際その彼女さんも日本語の勉強のために日本に来て、夜アルバイトとして外国人パブで働いていたのだ。
ルーマニアといえば、美人が多いことは有名ですが、外見とは裏腹にとっても素朴で、一度仲良くなると非常に人懐っこく、しかも義理人情にあつく、ひと昔前の日本人的な気質があるんですよ。と彼がルーマニア人のことを少々あつく語り始めた。
彼が会社を経営していたため、普通の日本の会社に勤めてみたいと願っていた彼女は水商売のバイトを辞めて彼の会社で働き出した。つまり上司と部下という関係になったのだ。
この関係を最後まで引きずってしまったことが別れの原因だった。
ときどき顔をだす「上司と部下の関係」
敏腕経営者として彼は、
思いついたらすぐに行動してしまうタチたっだ
(経営者なら誰でもそうだ)
ある意味日本人は全員「勤勉」な民族なのだ。
そしてとても素朴なルーマニアの人々。
時間があったら、都会のゴミゴミしたところなんかには行かず、暖炉のそばで編み物をしたり、イースターの卵にペインティングしたりして、たまに窓辺にやってくる小鳥を見てニコニコ微笑んでいる、、、それがルーマニア人 とても素朴なのだ
でも日本語も堪能で、日本文化が大好きな彼女は
日本のリズムに、彼のリズムに、合わせようとしていた
でも、13年目ついに、耐えられなくなった。
13年も一緒にいた彼女「兼」共同経営者が自分から去って行く!
あまりのことに彼は、「受け身が取れなかった」という。
格闘技も好きな彼らしい表現だ
まさか!という思いと
上司であり経営者である自分が、プライドも何もかなぐり捨てて
謝るなんて出来ないと
さらに悪いことには
経営者とはやせ我慢しているものである。
彼も「やせ我慢」をして、出て行く彼女を引きとめなかったのだ
それを今深く後悔しているという。
13年間、、、それは付き合っていた彼氏と彼女が別れるには、あまりに重い、深い、
いろんな関係性が出来上がっているもの。
外国とはいえ、彼は向こうの両親とも、本当の親子のように付き合っていた。
13年もの重みがのし掛かってくる。
だから逆に、より一層彼は事業に打ち込んだ。
この4年間、脇目も振らずに働いた。
だけど、お酒を飲んだりすると、どうしても彼女のことがよぎってしまう。
もうそれが4年も続いたのだ。
そろそろ正直になる頃だった
やっぱり僕には彼女が必要だ。
それを見える形で、、、彼女に届けよう!!!
そうだ広告だ!
僕が「あやまりたい」ということを、大きな広告で公言しよう
そう決意したという。
しかし、、、、問題がある。
日本と違ってルーマニアには看板があまりないのだ!
いかに我々が、広告づけ、宣伝づけにされているか 思い知らされる。
それでも彼は、インターネットの広告、
バス停のデジタルサイネージ、
そして可能ならば空港や駅の看板に広告を打った。
一見ルーマニア語で書かれた、日本旅行の広告、あるいは日本料理などの広告
でもよく見ると、彼の謝罪広告になっている。
ちょっとズルなんだが、、、まあそこらへんは大目に見よう。
日本の読める彼女ならわかるかも知れない、、、、、
彼は、できる限りの予算を使ってネットを中心に広告を打っていたという。
しかし、、、
時間ばかりが過ぎて行く
お金も残り少なくなってきた、、、、
ルーマニアに広告を打ち続けることは、会社の予算では出来ないのだ。
見ている可能性もあるのかないのか分からない、、、、
すでに相当の金額を使ってしまった
そんなある日、、、
突然、彼女からのLINEが!!!
LINEがきたのである
彼女のラインは日本語だった
「広告は見ました。でも、、、
もうこちらで別の人と暮らしています。
もうこちらで別の人と暮らしています。
もうこちらで別の人と暮らしています。
失ったものの大きさを
今彼は痛感している。
私は、この話を聞いて、本当に胸を打たれた。
付き合っていた彼に問題があったのは事実だろう、、、、
でもこんなにも反省し後悔し、なんとかしてもう一度、本当の愛する人と
一緒になりたいと思ってる彼
その気持ちに嘘はないだろう。
いつもなら、「復縁」を勧めない私だが、今回ばかりは違う感情を抱いた
いつまでたってもその気持ちに変わりはないかい?
だったら、待つ方がいいよ!
向こうの彼氏と別れた時に
またでっかい広告打ちましょうよ!
ルーマニアの彼女に繋がってる道
LINEが来たんだから、、、希望がないわけじゃないですよ(笑)
告白ってどんな告白も、確率は2分の1
うまく行くか
振られるか?
道はまだ続いていますよ。
LINEという一本の道が、、、、、
「彼と別れたの、、、、」という一文が届いたら
その時は飛行機チャーターして、ブカレストに飛んで行きましょう!!!
(ご注意)
非常にプライバシー性の高い話ですので、ご本人を特定されないよう個人情報、設定には変更を加えていまので事実と違う部分があります